【読んだ本】ウルトラマンが泣いている

ウルトラマンが泣いている――円谷プロの失敗 (講談社現代新書)

ウルトラマンが泣いている――円谷プロの失敗 (講談社現代新書)


内容(「BOOK」データベースより)
なぜ創業者一族は追放されたのか。「特撮の神様」の孫が明かす栄光と迷走の50年。

円谷プロから、円谷一族が追放された過程、企業としての失敗の内実を客観的に書いている本。中小企業の失敗事例てんこ盛りで経営で何をしたらダメなのかがよくわかる一冊だった。

採算度外視の生産工程に杜撰な会計体制、版権関係での訴訟、取引先の軽視、ワンマン経営、社内の対立とこれでもかというほど失敗がてんこ盛り。
これが身近なウルトラマンとかけあわさって書かれているので面白いし勉強になる。

またこれだけ客観的に社内の実情を暴ける筆者はすごいが、こうやって失敗の理由を探して、前向きにならなかったのが問題なのではとこの本の存在自体が経営の失敗を物語っているのも面白かった。

最終的に中国で失敗したのもなんとかくわかってしまうところが悲しかった

サザエさん感想 2013.7.28

安定の雪室城山雪室シフト

▽僕は夜行性
脚本:雪室俊一
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カツオが自分は夜行性かもしれないと言い出す話
嫁がナチュラルにカツオを誘っていた

▽母さん夏のおでかけ
脚本:城山昇
波平が家族がいない家でダラダラしているのを見る謎の回
オチで花火大会が出てきたところが風刺が効いていてよかった

▽カツオがいない日々
脚本:雪室俊一
カツオが林間学校でいない間も自分の存在感を家に残すというような回
開幕早々、輪姦学校だの駅弁大会だの破廉恥だった

サザエさん感想 2013.4.21

雪室2城山1のサザエ黄金比

▽うちの八方美人
脚本:雪室俊一
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ホリカワアスペ疑惑回
ホリカワの空気読めない行動が徹頭徹尾描かれててこいつもやばい奴なんだなと思いました

▽わが家の双子たち
脚本:雪室俊一
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また女子小学生に対する声かけ事案があった。今回はドライブに誘っていたので犯罪だと思う

▽母のちから
脚本:城山昇
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なぜか唐突に女子会エピソードが挟まれていたように見せかけて4コマ展開だった気がする

サザエさん感想 2013.4.7

サザエさん 放送2200回&45周年 前祝いスペシャルということで1時間だった

▽ベーゴマ物語
脚本:雪室俊一
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30分まるまるベーブレードの宣伝のような回だった。
「最近の子供たちはゲームばかりで外で遊ばない」といった台詞を吐いていたが
サザエ世界においてテレビゲームは存在するのか甚だ疑問だった
普段は流れないBGMのオンパレードだったのだがこれもスペシャルだからだろうか

▽花と星の福島旅行
脚本:浪江裕史
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サザエ一家が福島旅行に行くという福島応援回
フネが「旅行に行きたくない」と言い出した時は反原発厨かと思ってひやりとしたが
サザエスペシャル特有の女装男子もでてきていつも通りだった

サザエさん感想 2013.3.31

最近ちらほら城山2回担当のパターンがあるけどなかなかつらい
最後が波平ブーメランオチが城山先生と雪室先生で被ってたのだが特に調整とかはしないのだろうか?

▽春の眠気
脚本:城山昇
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次回以降からは存在が消滅する買ったはずの金魚。
4コマネタと思われる展開の繰り返しで話の主軸がない城山メソッドを利用した回

▽我が家の名カメラマン
脚本:城山昇
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何この写真・・・

▽謎の空き缶屋敷
脚本:雪室俊一
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夕方のニュースにインスパイアされた雪室先生が社会問題を切るカオス回
開幕のおどろおどろしいレアBGMとやたらきれいな空き缶の作画が印象的だった
あと、イナイレ風漫画や佐川風宅配業者が出てきて面白かった

来週は1時間スペシャル!

【読んだ本】よつばと(12), 「社会を変える」を仕事にする【見た映画】グレムリン

最近また怠けていたので、書評的なものでノルマを達成します。

【読んだ本】

よつばと! 12 (電撃コミックス)

よつばと! 12 (電撃コミックス)


9日発売の最新刊。自分の中では今までベスト級の面白さだった。
よつばとを最初に読んだ時の「あぁこんな生活してみたい」という感動が思い出された感じだった。本当この漫画は退屈な現実がすばらしいということを感じさせてくれるからいいですね。

「社会を変える」を仕事にする: 社会起業家という生き方 (ちくま文庫)

「社会を変える」を仕事にする: 社会起業家という生き方 (ちくま文庫)

内容紹介
発売日: 2011/11/9 | ISBN-10: 4480428887 | ISBN-13: 978-4480428882
ITベンチャー経営者。それが著者の学生時代の肩書きだった。新興ITベンチャーが次々に株式公開をし、青年社長が数十億円の富を手に入れていた時代。しかし、著者の疑問はどんどん大きくなっていく。「自分は本当は何をしたかったんだろう」。そして、たどりついた結論は「日本の役に立ちたい!」だった。NPOを立ち上げ「病児保育サービス」を始動。挫折も経験しながらも、事業を全国に拡大していった汗と涙と笑いの軌跡。

Amazon.co.jp: 「社会を変える」を仕事にする: 社会起業家という生き方 (ちくま文庫): 駒崎 弘樹: 本

つい最近1度読んだのに、もう一度読みたくなって読んでしまった。

PLANETS vol.8で宇野さんが僕らの世代のヒーローとして紹介していて、興味を持ったが、一時期病児保育でテレビなどでよく見た人だった。本を読んでいるとこの人はいかにも普通の感覚を持った人で(なんか意識高い系のにおいがそんなにしない)、そんな普通の人でも社会を変えられるんだ、やるかやらないかは君次第だと突きつけられているよな気がする。
カッコいい。
それとSFC出身ということもあり(関係あるのかわからないけど)、小さな政府の立場から同福祉に携わるかという視点が含まれていて、自分の信条とも一致したので勉強になった。

【見た映画】

グレムリン [Blu-ray]

グレムリン [Blu-ray]


子供の頃、空想科学読本を読んで以来知ってはいたけど、見たことがなかったので。
グレムリンとの戦い開幕早々の、母親のグレムリン殺害テクニックが秀逸だったところが面白かった。たぶんあの母親はマスターキートン的な何かだと思う。
刃物を取るしぐさの演技が完全にプロの動きで面白すぎた。
あと、老婆が2階の窓から吹っ飛ぶ映像は衝撃的だった。
主人公のキャラがなんでティーンエイジャーじゃないのかだけ謎だった。
23歳の銀行員としてはいくらなんでも純朴で、マザコンすぎじゃないのか。
あとギークっぽいけど、それにしてはやけにグッドルッキングだし。
どういう人なのかよくわからなかた。
なにか人間的な成長があるわけではないから別によいのだけど

サザエさん感想 2013.3.10

雪室先生も割と地味な話だったので眠かった

▽あこがれの女子大生
脚本:雪室俊一
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珍しく普通

▽ピンチヒッター、マスオさん
脚本:浪江裕史
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マスオが取引先の部長の引っ越しを手伝ったり、
ノリスケが作家の野球に付き合っていたり
休日接待万歳会だった

▽みんなのおまけ
脚本:城山昇
ヘリウムガス入りの風船を探す話。
世界的なヘリウム不足と合わせた時事ネタだった